ファンがうるさい

比較的順調にサーバの構築が進んでいる訳ですが、どうにもこうにも、このマシンはCPUファンがうるさい。ドライヤーみたいにファーーーーーーーーンって全力で回転してるんです。
こいつにWindows入れていた頃は、ファンコンソフトでおとなしくさせてたんですが、Linuxにもそれに当たるものはあるのだろうか?と思いながら調べたら、lm_sensorsというパッケージが該当するようだ。

早速インストールしてみたんだけど、どうにもこうにも導入記事のように行かない。どうやらファンの存在を認識できてないらしく、温度計の数値がひとつリストに表示されるのみ。これじゃあ回転速度の制御どころじゃない。

なんとかして似たような事例の記事を探し出して民間療法的に解決策を探してくる。

http://www.yuuan.net/item/383

そこで、ここに書いてある指示通り、/boot/grub/menu.lst に acpi_enforce_resources=lax を追加してみた。

「acpi_enforce_resources=lax」をkernelの引数として追記する。kernelが頭にある行の最後にスペースで区切って追記する。なんだかよく分からないけどrebootコマンドで再起動。
で、その後のsensorsコマンド実行結果が以下の通り。

[root@saba ~]# sensors
acpitz-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1: +24.0°C (crit = +80.0°C)

smsc47m1-isa-0800
Adapter: ISA adapter
fan1: 4096 RPM (min = 2560 RPM, div = 2)
fan2: 0 RPM (min = 2560 RPM, div = 2) ALARM

おっ それっぽい。
上記の変更以前は「smsc47m1-isa-0800」以下の行が出力されなかった。
この後あれこれいじったらファンが止まったり動いたりして、ファンが止まったらtemp1の温度がジワジワ上がったので、ちゃんと調整すれば、CPUファンを必要最低限の回転速度に抑える事が出来そうだ。
ただ、こいつの設定項目とその運用がちょっと難解なのでその辺の試行錯誤は後ほど。