ボタン3を使う

クリックシリーズは標準機能だけだと、ジョイパッドのボタンを方向キーを除くと2つしか使えません。
しかし今時十字と2つのボタンだけのコントローラなんて時代遅れどころの騒ぎじゃないですね。かの有名なファミコンですらそれに加えて2ボタンあるんですよ? というわけでジョイパッドのボタンをCnCでもっと使う方法を模索しました。

ステップスルーエディタを使った裏技

懐かしのアレを使った裏技。
操作方法をジョイパッドに設定し、ステップスルーエディタを起動、そしてジョイパッドのボタン3を押します。
するとなんと、ボタン3が押された事をエディタが感知します。すかさずテキトーにアクションを割り当て、イベントエディタで加工します。
これにより、ボタン4まで使えるようになります。ボタン5以降はちゃんと感知してくれません。
この方法だと「ボタン3を押している間」っていうイベントを作る事ができないのですが、バイナリエディタを使ってCCAファイルを書き換えてやればできてしまいます。
書き換えポイント探しと書き換え作業は結構手間ですが、一回見つけて書き換えて、そのCCAをサンプルとしてとっておけば、後からイベントをコピーして使いまわせるので楽です。
ただし、ボタン3以降は1、2と違ってキーボードのキーを対応させることができません。この辺りがCnCの設計上の限界です。
あと、ボタン1と2くらいならいいけど、3個目以上になると、ボタン配置が気になりますね。CnCの標準機能では、ジョイパッドの設定変更ができません。キーボードはできるんだけど…。
ジョイパッドの人差し指の位置にあるボタン、オイラはそこに機能を割り当てたいんですが、その位置のボタンは4番よりも後のボタンであることが多いと思います。
なので、いろんな要因が重なって、この裏技の使い勝手は思いのほか良くないです。

エクステンションを使う

AGCOというエクステンションを使えば10個くらいボタンが使えます。それどころかジョイスティックとかにも対応してるみたいです。
ただこいつ、なんかバグっぽくて、COX一覧から選んで配置しようとすると強制終了になったりします。
サンプルゲームから取り込めば問題なく使えます。
それと、全部英語なんで理解するのに苦労しそう。カタカナ語にしても聞きなれない言葉がいっぱい使われてた覚えあり。サンプルを参考にするといいかも。
あと、ステップスルー裏技と同じだけど、ボタンをプレイヤーがカスタマイズできる機構は、やっぱ自分で作らないといけないみたいです。

プレイヤーが割り当てツールを使う

なんだかんだでこれが一番のような気がします。
プレイヤーがJoyToKeyってソフトで、Zキーをジョイパッドの8ボタンに割り当てたりして補います。
当然ジョイパッドについているボタン全てが使えます。
これならボタンの配置もカスタマイズできる…ていうか一から自分で配置するんでこの問題とは無縁。
コンフィグ機構をゲームに組み込むよりもスマートで簡単。ただし外部ソフトのインストールや設定作業がプレイヤー側任せなのが気になるところ。