Wineを使ってLinux上でLimeChatを起動してみた

名前とその機能は知っていたけど、改めてUbuntuの画面にLimeChatのウィンドウが出ているのを見ると、感動を覚えます。
他にもOpenJane Viewが動きました。どちらも通信をするソフトだからとなんとなくまともに動くか心配してたけど、そんなの余計なお世話と言わんばかりの調子で軽快にIRCサーバにつなげたり2ちゃんねるのログを取得してくれたりします。
ただまあ、当然100%完璧だというわけにはいかないようです。
LimeChatはポップアップメニューからダイアログを呼び出すと何故かポップアップメニューが消えずに残り、且つ操作できず消せず、ダイアログも操作できなくてEscキーで閉じなきゃ何もできないという怪しい挙動があったり、日本語入力をONにしてるとAlt+〜のショートカットキーが効かない。
あと、Windows上で動かしていた時はLimeにウィンドウフォーカスさえあればチャット入力欄にカーソルがない状態で文字を打っても自動で入力欄に入力してくれる親切設計なんだけど、Wine+日本語入力だとどうもそれが機能しない。
OpenJaneはたまにキーボード操作を受け付けなくなる。ウィンドウフォーカスを切り替えるとすぐに直るけど。
あと、うちの環境だとWineで動かしてるWinアプリはみんな、キーボードの一部のキー入力をまったく感知してくれない。事例が全然見つからなくて原因が不明だけど、具体的には む、ろ、¥、全角半角 が印字されてるキーが動かない。これはちょっと困った。
ただ、日本語入力をONにするとIMEの方が感知してくれ、それを通せばなんとかこれらのキーを使った入力は可能。IMEを受け付けない場面ではおそらくお手上げだけど、今んところなんとかそういうのには遭遇していない。
あと気になるのはまだ試していない音声再生だけど、気になったのは以上、これくらいしかない。あとは本当にWineインストール、システム再起動、Winソフトをインストールだけで動いてくれたので、あまりの手軽さと再現力にただただ驚いてます。
調べた所、一部のDirectX使用のゲームなんかも動いたりするらしい。今度はそれを試してみたいです。